2026年9月30日、北海道小樽潮陵高等学校 サッカー部の皆さまを対象に、SYNERGYの対面イベント「潮陵高校サッカー部 両立セミナー〜部活生が受験に勝つために。〜」を開催しました。テーマは「部活と受験勉強の両立」。今回は潮陵サッカー部OBのメンバーも登壇し、後輩たちに向けて、自身のリアルな経験をもとにメッセージを届けました。

登壇者紹介

登壇したのは、北大の部活生メンバーである森雅仁さんと志村武昭(タケハル)さんの2名です。セミナーは〈自己紹介 → リアルな大学生活 → ワークショップ → 両立の極意〉の4部構成で進めました。

森 雅仁(北海道大学 医学部保健学科 理学療法学専攻3年)

余市町出身。小樽潮陵高校118期の卒業生で、サッカー部ではCBとしてプレー。現在は理学療法を学びながら、新渡戸カレッジ、サッカー・フットサルの審判活動など、幅広く活動しています。母校の後輩たちの前に立つ、凱旋登壇となりました。

志村 武昭(北海道大学 総合理系1年/フットサル部)

札幌市出身で、転勤族として計6回の引っ越しを経験。札幌東高校サッカー部で主将を務め、現在は北大でフットサル部に所属しています。

リアルな大学生活(森さん)

森さんは「オンとオフ」をテーマに、北大での毎日を紹介しました。旧帝戦のホームページ制作をきっかけに部活の枠を超えた新しいスキルを身につけた話や、起業への挑戦、「小樽から世界へ」と題したサッカー審判としての活動、新渡戸カレッジや医学部での授業など、勉強も課外活動も全力で楽しむ大学生活のリアルを伝えました。

最後に投げかけたのは、「高校と大学の最も大きな違い」。答えは「自由」です。大学では何をするのも自由だからこそ、自分の目標を自分で見つける必要がある、と後輩たちに語りかけました。

「高校と大学の最も大きな違い」について話す森さんと聴講する潮陵高校サッカー部の生徒たち

「高校と大学の最も大きな違い」を問いかける森さん

ワークショップ「大学でやりたいことリスト30を作成せよ!」

続いて、個人ワークで大学やこれからの人生でやりたいことを30個書き出し、その中からTOP3を選びました。選んだTOP3をグループ内で発表し合い、お互いに感想を伝え合いました。

両立の極意(志村さん/メインパート)

セミナーのメインとなる「両立の極意」は、4つのテーマで展開されました。

Theme 1

本気で受験勉強

札幌東高校サッカー部で主将を務めた志村さんは、1・2年生のときは部活と行事に全力を注ぎ、授業中はほとんど寝ていたといいます。引退後に「何をしたらいいかわからない」「間に合わない」状態に陥り、不合格・浪人を経験。原因は「何のために勉強しているのか分からない」「大学受験がどんなものか分かっていない」「勉強の優先順位が低い」こと、つまり本気になれなかったことだと振り返りました。

Theme 2

意識革命

「なぜ大学受験をするのか」。昔は「学歴、いい会社、高収入、モテるため」と思っていたけれど、経験して分かったのは「いい環境に身を置くため」「本気で努力する経験をするため」だった、と話しました。大学は"やりたいことが実現できる・見つかる、人生を豊かにできる環境"だと伝えました。

「なぜ大学受験するの?」と問いかける志村さんと聴講する生徒たち

Theme 2「意識革命」で「なぜ大学受験するの?」と問いかける志村さん

Theme 3

君たちの勝ち筋

「部活もあるしきつい」「まだみんな始めてないし」「どうせすごいところには行けない」といった不安に対して、「君たちには勝ち筋がある」と断言。①今の差は大した差ではない(高校受験と大学受験は全然違う)、②多くの部活生は引退してから勉強を始めるので巻き返す時間はある、③部活を本気で頑張る君たちならではの強み「体力 × メンタル × PDCAサイクル = 爆発的な成長」、の3つの理由を伝え、「なるべく早く、今日から」始めようと呼びかけました。

Theme 4

両立勉強法

受験勉強は「根性論」ではなく、「正しい方向に努力すること」が大切。正しい方向とは、志望校と今の自分を結ぶ一直線のこと。①志望校を決める、②現状を分析する、③正しい学習計画を立てる、④勉強する、という順番で進める必要がある、と解説しました。

最後のメッセージは「本気で頑張れる人間になれ」「正しい努力をしよう」、そして「さあ、行動しよう」。ただ"モチベが上がった"だけでは行動は変わらないからこそ、本気で今日から変わろうと思う人のために、イベント当日から1週間(9月30日〜10月6日)、夜20:00〜22:00に他校の部活生と一緒にオンラインで勉強する「部活後勉強会」(参加無料)を案内しました。

参加した生徒の声

セミナー後のアンケートには18名が回答してくれました。寄せられた感想の一部を紹介します。

「行動しなきゃ意味がない」が刺さった

「意識は変わっても行動できなきゃ意味ないというのは自分に刺さった」(2年生)

「モチベだけ上がっても結果は変わらないから、行動にうつす」(1年生)

「まじで聞いててやる気出たし、行動に移さないと意味がないってことがよくわかった」(1年生)

受験をする意味が分かった

「大学受験を頑張る理由は、自分がいい環境に行くためということが印象に残りました」(2年生)

「熱量をもってスライドを説明してくれたおかげで真剣に向き合えて、勉強に対しての考え方が変わった」(2年生)

「今回の講義で、正しい努力の仕方を知れてよかった」(2年生)

年齢の近い先輩だから響いた

「やる気がみなぎってきた。僕らに近い若い人が教えてくれてよかった」(2年生)

「大学は自由度が高く、オンとオフをはっきりさせて大学生活を楽しんでいるという話が印象的だった」(1年生)

「現時点での差はそこまで大きい差ではないという話が印象的だった。今日からすぐに行動しようと思った」(1年生)

今後の活動

SYNERGYは、北大の体育会生と一緒に勉強する、部活生のためのオンライン自習室です。引き続き、道内の部活動チームへの訪問セミナーを通じて、部活生の文武両道を支援していきます。部活単位でのセミナーのご依頼や、無料体験・オンライン個別相談のご相談は公式LINEからお気軽にどうぞ。